2016/07/04ディスカバー大阪四つ橋線
2016/07/04ディスカバー大阪四つ橋線
四つ橋筋と長堀通の交差点の南側に駅はあります。
四ツ橋駅(よつばしえき)は、大阪市西区の東端にある駅です。大阪市内を南北につなぐ主要幹線の四つ橋筋と、東西につなぐ長堀通の交差点の南側に位置します。東側約200mにある地下鉄御堂筋線、長堀鶴見緑地線の「心斎橋駅」と改札内でつながっており、同一の駅として扱われます。地上部は心斎橋の商業エリアに隣接した商業・オフィス街です。またこの心斎橋駅から長堀通沿いに、御堂筋線の「長堀橋駅」まで、東西730mにおよぶ地下街「クリスタ長堀」があります。「クリスタ長堀」は延べ床面積8万平米、店舗数100、単体として日本一の地下街です。
「四ツ橋」とは、長堀川と西横堀川が十字に交差するところに、真四角かけられていた4つの橋のことです。建物が建て込んだ都心部には貴重な、空が開けた場所だったので、昔から市民に愛され、大阪名所として観光名所・写真が絵はがきに多く用いられました。西横堀川は昭和37年に、長堀川は昭和46年に埋め立てられ、橋も撤去されましたが、地名や駅名にそのよすがを残しています。
駅の西側の堀江エリアは、水運に便利な物資の集散地、生産地として栄えた地域です。中でも材木業や家具販売業が盛んでしたが、高度経済成長期に運河が埋め立てられ、材木業が郊外に移転したため、家具販売を中心とした商業地域として再生しました。また駅の東側に隣接する心斎橋エリアは、百貨店、専門店、高級ブランドショップなどが集積する、関西を代表する繁華街です。
現在の四つ橋交差点。かつての四つ橋も空が開けた場所でした。
市内を東西に走る長堀通は重要な幹線道路です。
四ツ橋駅周辺の賑わいは、四つ橋筋の大規模ビルから、路地裏の町家、長屋まで、多様な広がりをもち、業種もファッションやインテリア、カフェを中心に多岐にわたっています。
旧来の店舗や住宅、オフィスビルと、それらを改装した新しい店舗、新築の現代建築、緑の多い公園などが混在し、キタやミナミなどの商業中心的な繁華街にはない緩やかな空気が流れています。
堀江地域の病院は、まず地域1番の老舗病院「北堀江病院」があります。開院はなんと明治44年、診療科目は内科・リハビリなどです。他のクリニックは都市部なので歯科が多く、激戦区となっています。また堀江という「お洒落で文化的な街」のイメージから、ファッション、音楽系の専門学校が集中しているところも大きな特徴です。
地域商業の中心、立花通り(オレンジストリート)のメインは家具販売です。
明治時代から続く北堀江病院は歴史を感じさせます。
北堀江・南堀江には大人向けのお洒落な店舗がたくさん。
立花通り(オレンジストリート)のお洒落なレストランバー。
若者向けのマニアックなショップもあります。